将棋

2012/11/03

盛り上がれ竜王戦

棋は対話なり
 将棋竜王戦、2日目の午後の中継が始まると「終局の模様です」と司会者の声。これが第一局に続き第二局もそれだから本当に勘弁してもらいたい。悪くなる前にもっと考えろよと、連敗の丸山挑戦者に思ったりもしましたが、解説の藤井九段に少し納得できました。今年、王位戦に挑戦していた時は、現代の早い序盤展開により、終局が早くなってしまわないか、いつも心配していたとのことでした。ある部分で避けられない部分があるそうです。相手との呼吸というのは、将棋指しの端くれとしてわかるような気がしますわ。

聞き手を女流に!
 さて、その竜王戦第二局で聞き手が矢内女流に。女流棋士に戻ってきたかと思ったら、今回限りのようです。うーん、今の女流は色々面白い人がいるのにもったいないように感じます。

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2007/01/04

矢内女流名人ご来札

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 箱根、室蘭大谷、大逆転将棋と相変わらずテレビ三昧。ただの番組改編期と違って正月は好みの番組が多い。新春お好み将棋に続いて、大逆転将棋にも矢内女流名人が出演。目隠し将棋では目を瞑って集中している矢内たんが可愛くて可愛くて。こりゃたまらんわと思いつつ、何気なく今後の将棋番組を調べに日本将棋連盟のHPを開いてみるとびっくり。さっぽろ東急にて新春将棋まつりが開催されるではないか。なんとそこに矢内女流名人の名前が!

 わたくし恥ずかしながら、将棋関連のイベントには顔を出したことがない。一番の希望は指導対局なんだけども、自分の棋力も正直わかっているわけではないし、なにしろ駒を持って指したことがしばらくない。マグネットだったらよく指すけど、あれでは駒を持ったうちに入らない。ちゃんと駒を持てるだろうか、粗相はないだろうか。

 しかし、私の趣味でライブを味わっていないのはテニスと体操と後は将棋ぐらいでしょう。ファンサービスとはいえ、至近距離で矢内名人に会えるんだよ。この機会に重い腰を上げないとな。会ったらなんて言おうかな。

 「名人とったあとのジャーナルではもらい泣きしてしまいました。」 うーん。これは旬じゃないし、なんでお前が泣くのよってキモがられないかな。 じゃあ「道産子だけど中井さんは応援してません」だとどうだろう。打ち解けてもいないのにこれはないよな。名人戦応援していますじゃあ私の色が無いしな。 「涓滴っていう人が里見さんを応援しているのでレディースオープン頑張ってください。」だったら個人的な意見が強すぎるか。それ以前に理解不能だろう。

 話せなくても匂いだけは嗅ぎたいな。できるなら両手握手なんかしてもらえるといいな。願わくば軽いタッチだけでも。タッチだけに、ちょっとだけでも。お後がよろしいようで。

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2006/06/05

清々しい順当 ~zzz銀河戦決勝自戦記

 zzzタイトル戦決勝に初めて登場した私。銀河戦は謙虚なトシミチさんが創始した大会ゆえに、なぜか非公式戦。だからといって、全力を尽くさないわけではないですが。

 きりさんと対局するにあたってとりあえずの方針は決めていました。これまでは一度も勝った事はなく、棒銀で押しつぶされたりと全く勝負になっていません。得意形に持ちこめば同じレベルでも太刀打ち出来ないので、私はとにかく得意形に持ち込ませないことを目標にしました。私が格下ゆえに、終盤で無理に寄せてくれる事を祈っていました。とにかく勝てる気がしなかった。

 棋譜はこちら

 先手は私。初手は▲7六歩。何でもない手だが、私は▲5六歩で中飛車を目指す予定でしたがついいつもの癖が。この“つい”は練習のRでも繰り返していて、いまだ初手5六歩は実現していない。よって3手目にして長考(3
分38秒)。まともに右四間を受ける気分にならず、気は滅入る。角換わりにでもならないかと思ったが、その希望もむなしく右四間模様に。

 34手目△6五歩で戦々恐々。とにかく、形にはまらないようにと自ら桂を食いちぎり、▲4六桂と放つ(40手目)。しかし逆に食いちぎられ△54桂と打たれあやしいムード。これしかないと思ったが△5五角と切ってきて、一気に終盤に向かう。一方的に攻められ面白くない。3手目以降はそれらしい長考も無く淡々と進んだ。

 ようやく67手目に手が回り、とりあえず玉のコビンを狙った▲5四歩。手順に9七に角が上がり、とりあえず王手飛車だけに狙いを定める。これが、またミエミエで恥ずかしくなるほど。しかしこれをくらわないようにしたところ、勝負のあやが生まれる。76手目に△3三玉と指せばと局後反省をしていました。

 79手目、攻防の▲36角。54の金をタダでせしめようという手だが、80手目△6八歩成となればそれが実現せず。84手目は飛車を取りにくるかと思ったらカナ駒を渡したくなかったか△4六銀成。少し色気が出てくる。目指せ王手飛車。5筋の歩の連打。93手目▲2五角までは読み筋。この角はある狙いを秘めていた。△3三玉、▲5三角成、△92飛。飛車が逃げたのは意外で取らせて玉に迫ればというところだが、メンタル的にこのあたりは動揺されていたみたいです。

 97手目▲3四角!私の中でこの手はクライマックス。一手差になったと確信。以下、疑問手の△5八銀打が出てタダで駒を増やし玉頭に迫る。ここで私は、「なんで非公式のタイトルなのかなぁ」と邪念。我ながら一歩一歩確実に迫り(この順しか正直わからなかった)。好事魔が多し、飛車を渡しても詰みはないと読んでいたがそれは5八に金を打たせて清算してからだった。111手目▲3一馬で勝負あり。指した後にポカに気付く。お互いポカをやったが最後に指したほうが負けますね。△8八飛車を見て投了。これ以上、棋譜を汚したくなかった。合い駒に5七歩から送りの手筋で詰みでしょう。

 これが初タイトルの重みか、と思ったらきりさんもこれが初タイトルだそうで。イメージは怖いもので、ここに勝負のあやがもうひとつあったのに。私は次の次のミーティングの議題にあげたいと思います。次のミーティングは
……用事があって出れません。

 初期メンバーの実力者、きりさんが優勝したことは本当に嬉しいです。今度は早指しの大会を作りましょうね。
 

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2006/05/22

銀河戦セミファイナル自戦記

 昨日は、涓滴さんならびに観戦に来た皆様、どうもありがとうございました。勝ったので、自戦記書きます。いえ、もともと書くつもりでしたよ。なにせ、この対局に向けて棋譜も並べたことですし。それでは棋譜はこちらでございます。棋譜の画面にコメントをつけれないというか、つけかたがわからないので興味のある方は、ウインドウをもう一個開いておくんなまし。

 予想通りの先手。藤井システムを決め打ちして進めました。19手目に後手の左の銀がまだ3二(ここがポイント)にいたことから、真剣に▲3六歩を考えた。この場合は、先の名人戦と同じ進行を目指したでしょう。金が52にいることから、▲4六に歩越し銀(今は▲46歩が本筋)も成立するかは今後検討しなくてならない。

 真っ向勝負の穴熊に決意する。穴熊で真っ向勝負というのもおかしな話である。想像するに、決め打ちしていたのも涓滴さんも同じだったのだろう。相手のペースに飲まれたような感じのまま、29手目▲8六歩。この歩を犠牲にして、穴熊の手をかせぐという手。

 涓滴さんも想定の範囲で、新手が飛び出す。34手目△43金(涓滴新手)。飛車の展開と玉を4一から3一に目指す狙いを見せた手でした。あわててハッチを閉め、37手目。▲8五歩は、桂を気持ちよく飛ばれて潰されそうなので、▲6五歩に活路を見出す。あまり考えなかったけど、悪いなりになかなかの手じゃなかったか。次の△8六歩は当然で、その次の▲6四歩がどうだったか。王手飛車を常に見せて、桂跳ねを牽制するのが良かったか。変わりは▲3六歩あたりか。このあたりは一手一手苦しさを感じていました。45手目の▲6三角を丁寧に受けられて劣勢を意識。馬がそっぽ向くようならだめ。それでも▲2四馬の強襲を狙いしばらく我慢することにする。

 56手目、後手の△4五歩は助かった。駒損でも強襲を狙っていたが思わぬ二枚換え。しかも、と金の卵付き。急転直下で終局へ。投了図はまだまだでしたが、優勢から一気に劣勢になったので指す気がしなくなったのでしょう。涓滴さんとは、まだまだこの戦型で切磋琢磨していきたいと思いました。

 組み合わせの妙とはいえ、初めての決勝進出。力の出せる将棋になればいいですね。

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2006/04/27

痒いところに手が届かない

 主催者問題のごたごたの雰囲気がそのまま流れてきたのか、表現しがたい落ち着きのない、ちょっとおかしいと思わせた第64期将棋名人戦。私は午後の部だけ、BSの解説を見ていました。解説は渡辺竜王、聞き手は石橋女流という楽しみなコンビで期待もしました。

 まずは、指し手。後手の谷川挑戦者が中飛車模様で構えると、先手森内名人は超急戦の含みもある▲52金右戦法。私もよく勉強した戦法でhideさんにもこれで勝った事がある。個人的な感想としては居飛車有望って気がします。近頃はあまり指されなくなったようで。予想するに、超急戦の順を振り飛車側が選ばなくなったからなんではないでしょうか。ゴキゲン中飛車の創始者近藤五段は、「この超急戦は選んだことはない」というのも何かクサい。でも、久保八段は「(中飛車側を持って)相性のいい戦法だけど、なかなかそうならない」と言っていたことも付け加えておきしょう。

 おそらく谷川の方としては、昨年の名人戦で羽生挑戦者の後手中飛車に森内名人が押さえ込むような差し回しで完封したその戦型を選ぶという予想も働いたのではないか。それでなければ、戦後が決まっている将棋でしかも自分から(戦型的)主導権を握っておいての長考の連続は腑に落ちない。

 腑に落ちないのは指し手だけじゃない。解説の渡辺竜王も何かおかしい。封じ手の予想のところでは、手は限定していたにもかかわらず、その後の予想手順になると先を濁す。詰みの近くまでわかってもいいはずなのに、一例すら示さず見解もぼやかしているように見えた。しまいに「裏での検討では、勝手にいろいろ進めているんだけどもここでは言いません」と。おいおい。こっちとしては「もう将棋が終わっているけども楽しみを残さないとならない」という意識が働いたのではと深読みをしてしまうよ。

 個人的な印象なので渡辺竜王がそうと言うわけではないですが、若手の歯に衣着せぬタイプはどうも解説で手を限定しすぎるような気がします。その手が正しいのかもしれないけど、いろいろな手がある将棋盤の世界でこの手だけが正しい、正しいと思わせるようなのはいかがなものでしょうか。この度の封じ手は搾り出した手ではあるでしょうが、チャンスがなかったわけじゃない。トッププロの世界でも手が限られる場面って少ないという将棋というのがゲームの面白さでしょう。

 佐藤康光棋聖がNHK杯の解説で、ことごとく指し手の予想が外れたことがありました。猿真似将棋を好まない佐藤流をそこから感じたものでした。そこで解説していた対局者の手が、なるほどというように思わせる話術も感心したものです。

 余談ついでに、私のNo1解説は先崎八段です。人間が感じられる解説と指しての明るさは右に出るものはいない。一方、個人的には好きになれない先崎の師匠、米長永世棋聖の指し手に言葉を喋らせる解説は独特で聞き入ってしまいます。

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2006/04/24

システム

 今の将棋界は面白くなってきています。森内は羽生から一日制のタイトルを奪取。谷川が名人に挑戦して、藤井も番勝負にでてきている。羽生も一時の連勝が止まると、引き立て役になっているかのようだが、3連勝4連敗の危機をぎりぎりで抑えて将棋界のジンクスを守った。それに、丸山のNHK杯優勝も付け加えたいです。正直、夏の羽生‐佐藤は、げんなりでした。指した内容がほとんど頭にないですね。

 将棋界が面白くなってきている要因のひとつに、藤井システムが再びよく見られるようになったからではないでしょうか。日本シリーズの藤井‐郷田戦はしびれたね。私としてはシステムから将棋を指すようになっただけに嬉しいですね。しかし、自分は▲47銀が指されるようになってから全く遠くに行ってしまったという感じです。NHKの講座ぐらいがちょうどよかったな。zzzのシステム使いとして思い出すのは、涓滴さんですが穴熊使いの私がいつも逃げているような気がします。今度は受けてたち、教えてもらおうと思います。

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2006/02/22

棋譜が見れない

 棋譜がアップできない。見たら、過去のも見れなくなっているではないか。少ない知識で調べたものの、原因&再アップの仕方がわからず。名人戦本戦でいい将棋が指せたのに。我ながら実戦心理をついたいい手筋を思いついたのと同時に、並みいる強豪読者に手の解説を願いたいところでしたのに。

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2006/02/08

97年以来なんだね

清水市代女流名人(女流王位、倉敷藤花=37)に矢内理絵子女流4段(26)が挑戦した「アルゼ杯第32期女流名人位戦」5番勝負の第3局が8日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で午前10時から行われ、午後6時18分、矢内4段が3連勝で清水名人を下し初の女流名人位を獲得した。持ち時間各3時間のうち残り時間は両者1分だった。


 主催:報知新聞社、日本将棋連盟
 特別協賛:アルゼ(株)

 今日、仕事から帰ってきて最初に検索したニュースがこれでした。矢内新名人のファンとはいいながらも、いつのまにか2連勝していたという感じで、応援し損ねた感もありましたが、とにかくタイトルを獲ったその日に喜べて良かったです。A級リーグでは微妙なところで、微妙な相手に連敗して「今年もか……」みたいなファンのムードを良い意味で期待を裏切ってくれました。逆にいえば、勢いがついての挑戦だけに、苦手な清水2冠に対しても3連勝することができたのではないでしょうか。97年以来のタイトルだったら、初めて獲ったときより嬉しいでしょうね。私も嬉しい。土曜日のジャーナルが楽しみです。20060208-00000225-kyodo-ent-thum-000

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2006/01/21

当確(チロステ調べ)

 名人戦もいよいよ佳境に入りました。これまで勝ち点27の20位。勝ち点21が今のところのボーダー。まだまだ油断はできません。無条件での予選通過のラインは、恐らく40強だと思われるので、今週は10点取れればと思っていたら出木杉くんの4勝1敗。40点にのせることになりました。唯一の黒星は圧倒的ユーリ・アルバチャコフだったのだが気を抜いてしまい痛恨のとん死。5連勝できただけに悔しいです。

 一番苦しかったのは、初戦のこの将棋。最後は詰みが見えず、ある時の順位戦最終局、藤井-森内戦での森内のように、あと一手の局面で考え込んでしまいいやらしい思いをさせてしまいました。でも本当に詰みを見つけたのは投了された後。これが見えない人も本当にいるんですよ。はい。





























































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2006/01/15

これがチロ式中飛車じゃあ

 味気ないだけでなくセンスのかけらも見えないデザインに成下げてまでも、棋譜動かしにこだわりました。よほどのことが無い限り、勝ち将棋しか公開するつもりはありません。  相変わらず、順位は28位(上位25人は優先で本戦選出)のため力が入ります。ふとしばらく指していなかった中飛車が功を奏した。といっても1勝2敗ですが。なかでも、かつてオリジナル戦型を作ろうとして苦心したチロ式中飛車をご覧あれ。

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